[ワーキングプア] ブログ村キーワード[貧困] ブログ村キーワードhttp://www.asahi.com/kansai/news/OSK200903260166.html「最後のとりで」定時制高校に志願者殺到 大阪など 【朝日新聞 2009/03/27】
大阪府内の公立高校定時制で新年度入学志願者が殺到し、軒並み募集人員を上回っていることが分かった。全体で約570人の募集人員を200人近くオーバーしている。京都や関東の都市部でも同じ傾向が出ている。不況で家計が苦しくて私学を避けたり、雇用不安で「少なくとも高校を出たい」と志望したりする人が増えたのが影響したようだ。(中塚久美子)
各教委は通常、1次入試で定員に満たなかった分を2次募集し、1次の全日制の不合格者が2次を受験するケースが多い。大阪府内の今春の2次募集では、定時制(単位制含む)の19校21学科で募集人員計571人に対し、756人が出願し、倍率は1.32倍。募集人員を下回ったのは4学科のみだった。昨年は774人の募集人員に対し324人で0.42倍だった。
京都府はこの2、3年、倍率が上昇傾向にあり、今春は2次が1.36倍。神奈川県の定時制は1次で既に定員を大きく上回り、2次の募集が昨年の400人から141人に激減し、3校で定員を超えた。東京都でも1倍を超えた学科は募集51学科に対し21学科で、昨年の9学科から倍増。愛知県の定時制は前期選抜は1.44倍と前年から微増、後期選抜は1.28倍で前年の0.85倍を大きく上回った。
大阪府立布施高校では、募集24人に対し68人が志願。昨年は募集47人に15人だった。寝屋川高校は7人の募集に27人が志願。府教委によると、現在の入試の枠組みがスタートした03年度から、定時制など夜間課程の平均倍率は0.4倍前後で推移してきた。
今年、2次募集に来た生徒らは「私学に受かったけれど、経済的に苦しく辞退した。公立の全日制に落ち、定時制を受けに来た」「働こうと思ったけど、親に高校は行って欲しいと泣かれて受験した」などと話していたという。深刻な不況が大きく影響しているうえ、同府が私学助成金を削減し、私立高校の約半数が授業料の値上げを決めたのも一因との指摘もある。
志願者が募集人員を上回った場合、各学校は府教委と協議して「枠」を広げることが認められる場合があるが、「定員の5%程度」(府教委)とされている。
27日の合格発表をひかえ、府立高校教職員組合などは26日、希望者全員の受け入れ措置を講じることなどを求める緊急要求書を府教委に提出した。「この事態を作りだしたのは、公立高校の受け入れ人数を削ってきたことにある」として、生徒たちの教育を受ける権利を保障するよう求めている。ある教諭は「定時制は最後のとりで。15歳で教育から排除されて、行き場のない子が大量に出るのを何とか防ぎたい」と話した。
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- 2009/03/28(土) 15:22:09|
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