http://mainichi.jp/enta/art/news/20081021dde018040040000c.html対談:雨宮処凛さん、高橋源一郎さんが再会 『蟹工船』ブームなどを議論
【毎日新聞 2008/10/21】
『蟹(かに)工船』ブームのきっかけを作った、作家の雨宮処凛(かりん)さん=と高橋源一郎さん=の対談「『蟹工船』ブームをめぐって」が、このほど、横浜市の明治学院大横浜キャンパスで開かれた。ブームのきっかけは、今年1月、毎日新聞東京本社版朝刊文化面に載った雨宮さんらの対談で、『蟹工船』が話題になったこと。今回は、そのとき以来の「再会」となった。
この日は、まず、高橋さんがブームに至ったいきさつを説明した。その後、雨宮さんは、派遣労働者の現状を解説したうえで、国がフリーターを34歳以下と定義していることに絡み、「既に40代のフリーター第1世代は、国がフリーター対策をしても、そこから漏れてしまう。今後、(30歳過ぎの)私たちの世代が、35歳以上になれば、表面上、フリーターは減るが、それで問題は解決されない」などと説いた。高橋さんは、若者が『蟹工船』を「イデオロギー文学ではなく、ドキュメンタリーとして読んでいる」と指摘。「それは誤読かもしれないが、『蟹工船』はこうして生き延びるべき作品なのかもしれない」などと語った。【鈴木英生】
テーマ:社会問題 - ジャンル:ニュース
- 2008/10/23(木) 00:13:39|
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