http://mainichi.jp/life/money/news/20081024k0000m020189000c.html工作機械:メーカーに減産の動き 派遣社員削減にも着手
【毎日新聞 2008/10/24】
工作機械メーカーに減産の動きが広がっている。米証券大手リーマン・ブラザーズの破綻(はたん)以降の欧米金融危機や株安により世界経済の減速懸念が強まり、設備投資が絞り込まれているためだ。「需要の回復は2010年度になる」(森精機製作所)との見方もあり、各社は派遣社員や新規採用数の削減にも着手し始めた。
日本工作機械工業会が23日発表した9月の受注高は、前年同月に比べ20.1%減少した。内需が同32.1%の大幅減。受注のけん引役だった外需も同10.0%減だった。需要の冷え込みは鮮明で、メーカー各社は生産調整を本格化させている。
ヤマザキマザック(愛知県大口町)は08年度下半期(10〜3月)の受注額が上半期(4〜9月)から約10%減少する見通しで、下半期の生産台数を上半期の月平均900台から800台に減らす。新規採用も09年度の170人(計画)から10年度は100人前後に縮小する。
森精機製作所(名古屋市)は生産台数を上半期の月650台から下半期は500台に減らし、来年2月までに派遣社員を630人から350人に削減する。オークマ(愛知県大口町)も下半期は「受注変動に応じて生産量を減らす」としており、中間決算で減産状況を明らかにする予定だ。
受注減が目立つのは需要の約3割を占める自動車産業向けの小型機で、エネルギー関連や航空機、造船など重厚長大産業向け大型機の受注は堅調という。ただ、23日の為替相場が1ドル=97円台を記録しており、為替差損によるダメージも予想される。【中井正裕】
テーマ:社会問題 - ジャンル:ニュース
- 2008/10/25(土) 00:00:53|
- 派遣切り/派遣村/非正規問題/パート社員
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0