http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081028t72013.htm 東北悲鳴「尋常でない」受注減雇用に影響
【河北新報 2008/10/28】
 | 歴史的な株安を示す証券会社の株価ボードを見つめる通行人=27日、仙台市青葉区 |
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東京株式市場は27日、日経平均株価(225種)が終値でもバブル崩壊後の最安値を更新し、東北の経済界に「尋常ではない」と驚きと困惑が広がった。止まらない株価の暴落と、輸出関連企業に打撃となる円高に、先行き懸念も強まっている。小売りや観光関係者は「消費が一層冷え込む」と不安を募らせ、受注減に直面する製造業者は「雇用調整も検討せざるを得ない」と悲鳴を上げた。
「日本企業の実力から見て、尋常でない株価だ」と話すのは七十七銀行の氏家照彦副頭取。「企業活動や個人消費が一層縮こまる恐れがあり、政府はできる対策を早期に実施するべきだ」と訴える。
名証セントレックス上場企業で、光ディスク製造のオプトロム(仙台市)。須藤恒夫常務は「新興市場は東証以上に株価の下落が激しい。今後、自己株式取得を検討する企業が増えるのではないか」とみる。
「株価急落の直接的な影響は大きくないが、消費マインドが一層冷え込むのが心配だ」と話すのは、ヤマザワの山沢進会長。「食の安全の問題もあり、年末商戦に影響を及ぼさないことを期待する」と語る。
液晶ディスプレー製造のタカハタ電子(米沢市)は、欧米を中心とした海外需要の減退で、半導体製造装置などの受注量が減少。安房善彰社長室長は「円高で海外製品との価格競争力も弱まっている」と明かす。
自動車部品製造のTDF(宮城県村田町)は「中近東向けトラックや欧米市場向けの一部で減少がひどい。8月完成の新工場の本格稼働を見合わせており、派遣社員の調整も検討せざるを得ない」と厳しい見方だ。
JTB東北(仙台市)の武田研二海外旅行担当部長は「円高でヨーロッパなど海外旅行商品が割安になる可能性はある」とする一方、「ウォン安で韓国の観光客が落ち込むかもしれない」と分析。蔵王温泉観光協会(山形市)は「外国人観光客の減少に加え、主力の国内観光客が減るのが心配」と不安を募らせる。
円高は、原油など輸入価格の引き下げ効果もある。三八五流通(八戸市)の泉山元(はじめ)社長は「円高は歓迎。経営を圧迫していたトラックの軽油代も3、4年前の水準に落ち着いてきた」と話す。
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- 2008/10/29(水) 00:04:44|
- 労働総合
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