http://sankei.jp.msn.com/economy/business/081121/biz0811212240011-n1.htm自動車業界、期間従業員ら1万人削減 電機も雇用深刻
【MSN産経新聞 2008/11/21】
世界的な景気減速の影響で、国内大手企業で非正規従業員(派遣社員と期間従業員)を削減する動きが相次いでいる。自動車業界では金融危機が本格化した9月以降だけで、削減数が1万人を超える見通しになったほか、電機業界でもシャープなどが人員削減に着手する。米国を中心とする景気減速で国内工場も大幅減産を迫られており、国内の雇用にも深刻な影響が出始めている。
日産自動車は12月から栃木工場(栃木県上三川町)などで減産を強化し、全国に約2000人いる派遣社員を約500人に減らす。欧米向け車種の落ち込みは日産の国内工場に打撃を与えており、カルロス・ゴーン社長は現状について、「このような極端な変動は(世界恐慌のあった)1929年以降、数十年間は見られなかった」という。
トヨタ自動車も現在約6000人いる国内工場の期間従業員を来年3月までに3000人程度にまで半減する。今年3月末まで約8800人いた期間従業員は1年で3分の1に縮小する格好だ。
三菱自動車も名古屋製作所(愛知県岡崎市)などで期間従業員の一部削減に乗り出した。ホンダも減産に入る埼玉製作所(埼玉県狭山市)で期間従業員270人を削減する。マツダやスズキもそれぞれ派遣社員を1300人と600人減らす。また、部品最大手のデンソーも1000人規模の削減を行う見通し。
トラック業界でも、いすゞ自動車が藤沢工場(神奈川県藤沢市)などで働く非正規従業員約1400人全員の契約を12月末で打ち切る。日野自動車も期間従業員の新規採用を抑制、国内3工場の期間従業員の一部について契約更新を行わない公算が大きい。
非正規従業員を削減する動きは、電機業界にも広がっている。富士通の半導体子会社「富士通マイクロエレクトロニクス」(東京都新宿区)は今期中に非正規従業員を100人超削減する。東芝も岩手県北上市の半導体子会社で、10月から来年3月に契約満了時期を迎える期間従業員約180人の更新を見送った。シャープも携帯電話用半導体などを生産する福山工場(広島県福山市)の派遣社員の大半である300人を減らす方針を固めた。
自動車、電機とも日本の経済成長を支えてきた基幹産業だけに影響は大きい。雇用情勢の悪化が、国内消費の減退につながる悪循環も顕在化しそうだ。
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- 2008/11/22(土) 00:06:03|
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